「患者がどこにいても臨床試験について考えることが重要である」と、バンダービルト-イングラムがんセンターの癌研究および臨床研究の副部長であり、PanCAN の科学的および医学的諮問委員会のメンバーであるジョーダン・ベルリン（Jordan Berlin） 医学博士は述べています。「治療の決定が下されるたびに、誰もが『臨床試験に参加すべきか』と自問する必要があり、医師も同じ質問をする必要があります」と彼は言います。

1 月 26 日に開催されたウェビナー「膵臓がん臨床試験: 知っておくべきこと」では、ベルリン博士、PanCAN 患者サービス マネージャー、膵臓がんサバイバーなどがパネルに参加し、患者が知っておくとためになるポイントを説明しました。

 

■膵臓がんの臨床試験を検索するには

患者と家族、介護者が臨床試験に関する意思決定を行う際、PanCAN はあらゆる段階でのサポートと試験に関するリソースを提供しています。PanCANは、米国における膵臓がんの臨床試験に関する最も包括的で最新のデータベースを維持しているので、 PanCAN 患者サービスのケース マネージャーは、患者と家族が臨床試験について質問してくること、特に試験についてわからないこと、試験を受けられる施設の場所などについてヒアリングし、患者と家族がより多くのことを学べるようにサポートします。

臨床試験を含む治療オプションについて患者に説明する PanCAN 患者サービス マネージャーのショーン・ゴンザレス氏は「私たちのチームは患者と家族にとり貴重なリソースである」と述べています。「臨床試験は、新しい治療を受ける機会を提供するだけでなく、治療を進めてアウトカムを改善する機会を提供します」と彼は続けます。 「PanCAN 本部の患者サービスは、治験を見つけ、前進する方法についての質問を解決するのに役立ちます」

1 月の臨床試験啓発月間を通して、PanCANは臨床試験と、臨床試験が膵臓がん患者に提供する明るい未来を探求し続けます。