『[プレスリリース] 尾道市医師会・JA尾道総合病院「膵がん早期診断モデル『尾道方式』で予後改善 -国際学術誌に掲載、地域医療連携の成果を発信」』
2026年4月27日
2007年から 広島県尾道市で始まり 現在も継続している 「尾道方式」(すい臓がん早期診断プロジェクト)の成果が、尾道市医師会とJA尾道総合病院の共同発信により発表されました。このプロジェクトは、尾道市医師会と地域の診療所と基幹病院、行政(尾道市)が連携し、当時より予後の非常に悪かった膵がんについて、早期発見への体制を整え、この度「早期の膵がん(ステージ0・I)の発見割合の増加」「5年生存率の改善」の結果が報告されました。膵がんの早期発見の試みは全国に広がっており、さらなる予後改善が期待されます。プレスリリース全文は、JA尾道総合病院のホームページで参照が可能です。部分詳細は以下をご参照ください。
■プレスリリース 2026年4月
「膵がん早期診断モデル『尾道方式』で予後改善 -国際学術誌に掲載、地域医療連携の成果を発信-」
● 尾道市医師会・JA尾道総合病院による共同発信
尾道市医師会、JA尾道総合病院は、尾道市を含む三者が連携して2007年より継続的に推進してきた膵がん早期診断プロジェクト(いわゆる「尾道方式」)の成果が、このたび国際膵臓学会の機関誌であるPancreatologyに掲載されましたのでお知らせいたします。
● 概要
膵がんは、早期発見が難しく予後不良であることが知られており、5年生存率は約8~10%と低率である一方で、早期(ステージ0・I)に診断された場合には70~85%と高い生存率が報告されています。しかし、一般に早期の診断率は10%未満とされており、早期発見体制の構築が課題となっています。 本プロジェクトは、2007年より尾道市医師会において開始され、地域の診療所と基幹病院、さらに行政(尾道市)が関与することで、膵がん早期発見体制を構築してきました。 その結果、 ・早期の膵がん(ステージ0・I)の発見割合の増加 ・5年生存率の改善 などの成果が確認され、本取り組みが国際的にも評価されました。
■ 尾道方式の特徴
本モデルは以下の特徴があります: 『地域の診療所による腹部超音波検査などを起点とした拾い上げ』 ・主膵管拡張、膵嚢胞、局所萎縮などの“間接所見”を重視 ・専門医療機関への段階的紹介(CT・MRI・EUSなど) ・必要に応じ複数回連続膵液細胞診(SPACE)などによる精密診断 ・医療機関と行政が連携した継続的な啓発と体制整備 これにより、従来困難とされてきた腫瘤を形成する前の超早期 膵がんの診断にも寄与しています。
*続きは以下をご参照ください。
****************
■facebook関連記事
●医学雑誌Pancreatology(パンクリアトロジー:膵臓学)に掲載、電子版で公開された論文(全文)
https://www.facebook.com/pancanjapan/posts/pfbid02sHzpUpqS9UU1RGwDSEsDvNSBejpo72iSSYPboDLsfkrPWr1qRd8ngHr5zLNxQBzMl?locale=ja_JP
〔論文名「A community–hospital collaborative diagnostic pathway for earlier detection of pancreatic cancer: Long-term impact of the Onomichi Method(膵臓がんの早期発見のための地域・病院連携診断経路:尾道メソッドの長期的な影響)」
2026年4月4日より掲載〕













