5月10日から12日は、第一回世界膵癌連合(World Pancreatic Cancer Coalition (WPCC))が開催され、生存率が最も厳しい膵癌撲滅のためのグローバルな統一戦線が構築され、また、11月17日が膵癌啓発のための「世界膵癌デー」として制定された。世界膵癌連合が目指すのは、ステージ1・2で早期発見できる検査方法と進行がんを抑える抗ガン剤の開発である。

ボレベック教授(ルンド大学、スエーデン)は、米国癌学会において、ステージ1・2の膵癌を発見できる血清バイオマーカーについて発表した。IMMray™PanCan-d というバイオマーカーを使い、欧州、米国、中国にて実施された2500症例からなる臨床研究について説明した。その結果、ステージ1・2ではいままで膵癌では類をみない96%の精度、ステージ1から4であれば、精度98%で健常者と膵癌患者を識別できることが判明した。また、人種間の差はみられなかった。

このボレベック教授(ルンド大学、スエーデン)の発表は、膵癌の予後を大きく改善する可能性を示したことから、世界中から集まった膵癌研究者、膵癌患者会リーダーの間で大きな反響を呼んだ。このIMMray™ PanCan-d というバイオマーカーの実用化に向けた研究がいま日本においても始まろうとしている。

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