2019年5月25日『[報告] パンキャンジャパン沖縄支部 「第1回すい臓がん市民公開講座in沖縄」を開催しました』

■大和証券福祉財団 平成30年度「ボランティア活動」助成金及びテルモ生命科学芸術財団「2018年度医療・健康向上貢献助成事業」
パープルリボンセミナーin沖縄2019

パンキャンジャパン沖縄支部は、大和証券福祉財団 平成30年度「ボランティア活動」助成金、および、テルモ生命科学芸術財団「2018年度医療・健康向上貢献助成」を受け、すい臓がん患者の治療成績向上をめざした「第1回すい臓がん市民公開講座in沖縄」を那覇市で開催しました。沖縄赤十字病院様との共催で、パンキャン沖縄支部の初めてのセミナーは、5月25日(土)、沖縄赤十字病院講堂にて開催されました。ご参加いただきました大勢の皆様、ありがとうございました。

2018年4月に沖縄支部が設立された同じ月に沖縄県知事がすい臓がんの手術を受けたとニュースになったことから、沖縄県民のすい臓がんに関する関心が高まりました。パンキャンジャパンの7つめの支部となる沖縄支部の支部長として、膵臓がんの遺族であり、がん看護専門看護師でもある島袋百代氏が就任しました。

第1回目の本市民公開講座では、「すい臓がんの診断・治療」という治療に向かう重要な情報に合わせて、現在、がん患者への心理的苦痛を減少させるエビデンスで注目されている「マインドフルネス」についてもご講演いただきます。病気に向き合う時間をどのように快適に過ごしやすくできるかについては、今のがん医療の新しい焦点になっています。

第1回すい臓がん市民公開講座in沖縄は、沖縄赤十字病院 院長 大嶺靖先生より開会挨拶をいただきました。また講師として、沖縄県の専門医をお招きしました。社会医療法人仁愛会 浦添総合病院 副院長 伊志嶺朝成先生、社会医療法人友愛会 南部病院 麻酔科診療部長 緩和ケア担当の笹良 剛先生にご講演いただきました。さらに基調講演の後に、皆様からいただいた質問にお答えするパネルディスカッションの時間も設けられ、パネリストとして、上記の講師の先生方に加え、沖縄赤十字病院 外科部長の豊見山健先生にもご参加いただきました。パネルディスカッションは、モデレータとしてパンキャンジャパン理事長の眞島喜幸氏と沖縄支部長の島袋百代氏を迎えて行われました。

パネルディスカッションでは、参加者から寄せられた先生方への質問を答えていただきました。すい臓がんは治癒が難しいがんで、大勢の方が苦しんていますが、このような市民公開講座を通して、最新の治療に関する情報を届けることができたのは、パンキャンジャパン沖縄支部、沖縄赤十字病院、ならびの講師の先生方のお陰と感謝いたします。

 

 Okinawa seminar panelist photo 20190525

           プ ロ グ ラ ム

13:00-13:05

開会挨拶

開会挨拶

沖縄赤十字病院 院長 大嶺 靖

13:05-13:15

特別講演

パープルリボン活動について

NPO法人パンキャンジャパン 理事長 眞島喜幸

13:15-13:55

基調講演(1)

膵臓がんの診断・治療 ~家族が医師に膵がんと告げられたら~

講師:社会医療法人仁愛会 浦添総合病院 副院長 伊志嶺朝成

〔NPOパンキャンジャパン沖縄支部 顧問医師〕

13:55-14:35

基調講演(2)

我慢しないで、体の痛みと心の痛み:神経ブロック とマインドフルネスについて

講師:社会医療法人友愛会 南部病院 

麻酔科診療部長 緩和ケア担当 笹良 剛

14:35-14:50

休憩

休憩(15分)

*質問用紙に記入頂き、この時間に回収します。スタッフに用紙をお渡しください。

14:50-15:25

パネルディスカッション

パネルディスカッション

<モデレーター>

NPO法人パンキャンジャパン 理事長 眞島喜幸

NPO法人パンキャンジャパン 沖縄支部長 島袋百代  

<パネリスト>

ご登壇の先生方

沖縄赤十字病院 外科部長 豊見山 健

15::25-15:30

クロージング

閉会の挨拶    

NPO法人パンキャンジャパン沖縄支部 支部長 島袋百代

15::30-

写真撮影  

講師の先生方と参加者との写真撮影となります

 

すい臓がんの5年生存率向上にむけて、最新の膵癌診療ガイドライン2019年度版に説明されている治療法、さらにゲノム医療を含む最新の治療の普及を目指した活動が沖縄県にも広がるよう、沖縄支部は本部と連携し、今後も情報提供していきますので、ご支援のほどよろしくお願いいたします。

 

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膵臓がん National Advocacy Day

膵臓がんになった多くの方が、今、真摯に自分の治療に向き合っています。

 生存率を向上させ、治る病気にするためには、 

  あきらめず、これに力を与え、  

希望をつくり、良いアウトカムをもたらすことが必要です

治るがんにしていくために、多くの力が必要です。多くの関係者が生存率向上に立ち向かっています

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膵臓がんをあきらめないために

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