『[イベント] 2/12「第3回家族性膵がんサミット ~家族歴と早期発見をリンクさせる~ [参加無料・Web]」開催』
『パンキャンの新パンフレットのご紹介ー「膵臓がん患者・家族のためのコミュニケーションツール」』
『パンキャンの新パンフレットのご紹介ー「膵臓がん患者・家族のためのコミュニケーションツール」』
海外ニュース:ノバルティスは、核医薬品ルタテラの製造を一時停止したと発表
ノバルティスは、核医薬品ルタテラ(PRRT療法)の製造を一時停止したと発表
2022年5月5日
ノバルティス(バーゼル、スイス)は、本日、イタリアのイブレア工場と米国ニュージャージー州のミルバーン工場において、製造されている膵神経内分泌腫瘍の治療薬ルタテラ(Lutathera®/Lutetium (177Lu) oxodotreotide)と前立腺がんの治療薬プルビクト(Pluvicto™/177Lu-PSMA-617)の生産ラインを一時的に停止したと発表した。この措置は、製造プロセスで特定された潜在的な品質問題に対応するために、十分な注意を払って行われています。これらの一時的な生産ラインの停止は、米国とカナダの神経内分泌腫瘍と前立腺がんの患者の治療および臨床試験への核医薬品供給に影響を与えるため、現時点での期待は、これらの問題の速やかな解決と6週間以内の一部の製造ラインの再稼働です。欧州と日本を含むアジアへの供給にも影響が及ぶ可能性はあるとされています。日本へのルタテラの供給に影響が及ひ、国内で患者が治療を受けられない事態が懸念されます。
【パンキャンTV】膵臓がんに対する粒子線治療(重粒子線、陽子線治療)
【パンキャンTV】膵臓がんの粒子線治療
2022年4月1日から膵臓がん治療に重粒子線治療が保険償還されたことにより、膵臓がんをピンポイントに強力にたたく重粒子線治療をこれまでよりも経済的な負担少なく受けることができるようになりました。しかし、重粒子線治療といえども万能ではなく、これから重粒子線治療を考えたい膵臓がん患者さんが知るべき「得て不得手」があります。これまでも膵臓がんに対して重粒子線治療を数多く行ってきた兵庫県立粒子線医療センター院長の沖本智明先生にお話しを伺いました。標準療法の一環として受けられる膵臓がんの粒子線治療(重粒子線治療・陽子線治療)について、ぜひご視聴ください。この下の左側にあるサムネイルをクリックするとビデオ講座が始まります。
膵がんの先進的な治療について紹介する「膵臓がん先進医療シリーズ(Advanced Medical Therapy)」がスタートしました。パンキャンジャパンでは、米パンキャン本部と一緒に皆様の治療の選択肢が増えるよう、膵がんを抑えるよい治療が見つかるよう、継続して膵がん撲滅活動を続けております。皆様が元気に過ごすことができますよう、皆様とご一緒に膵がん研究者を支援して、膵がん撲滅活動を進めることができれば幸いです。
海外ニュース:膵臓がん早期発見のための2種類の血液検査について知っておくべきこと
海外ニュース:膵臓がん早期発見のための2種類の血液検査
著者:アリソン・ローゼンツヴァイク博士
2021年9月10日
■膵臓がん早期発見のための血液検査
現在、アメリカでは、膵臓がんの症状がでてくる前、または他の画像診断などの検査法で膵臓がんが診断される前に膵臓がんを早期に検出できる可能性のある2つの血液検査が利用可能となりました。
1つの検査はグレイル社(GRAIL)のガレリ検査(GalleriTM)は、膵腺がんや膵神経内分泌腫瘍など、50種類以上の癌の存在を示すことができます。もう1つの検査はイミュノビア社(Immunovia)のイムレイ・パンキャンデー検査(IMMray®PanCan-d)で、家族歴や遺伝的変異により膵臓がんの発症リスクが高いと考えられる人々が利用できる膵臓がん(膵腺がん)に固有の初めての血液検査です。
現在、どちらの血液検査もFDAによって承認されていないため保険が適用されません。両社は認定ラボで検査の解析をしています。どちらの検査も一回あたり約1,000ドル(約12万円)の費用がかかりますが、お支払いプランが利用できる場合があります。これらの血液検査は確定診断を提供するものではなく、癌の存在を示す独立した指標でもありません。現在膵臓がんのスクリーニング研究またはサーベイランス研究に参加している人々は、これらの血液検査が参加している研究プログラムに組み込まれるかどうかを調べたいのであれば、ヘルスケアチーム並びに研究スタッフと話すことが奨励されます。
ガレリ(Galleri)検査またはイムレイ・パンキャンデー検査(IMMrayPanCan-d)に興味がある方は、ヘルスケアチームに相談して、これらの検査が自分に適しているかどうかを判断し、検査を注文してもらってください。 PanCAN本部の患者支援サービスでは、これらの血液検査に関する情報とリソース、および膵臓がんを診断する他の方法についての情報を提供することができます。
国内ニュース:千葉大病院でMRリニアック治療が近くスタート
国内ニュース:膵臓がん治療に新しい味方が登場
千葉大病院でMRリニアック治療が近くスタート
千葉大学医学部附属病院は2021年12月にも新しい放射線照射装置(MRリニアック)を稼働させると発表しました。「難治がんが多い肝胆膵のがんの治療に期待している」と放射線科の宇野隆部長は語っています。
国内ニュース:神経内分泌腫瘍に対するPRRT療法のルタテラ発売開始!
国内ニュース:神経内分泌腫瘍に対するPRRT療法のルタテラ発売開始!
2021年08月31日
本日8月31日、富士フイルム富山化学からルタテラ発売のプレスリリースがありました。
長い間、海外にこの治療を求めてスイス、ドイツなどに渡航されていた患者さんが多くおられましたが、
ようやく国内で保険診療としてペプチド受容体放射性核種療法(PRRT)が開始されることとなりました。