国内ニュース:[協力要請] 関西医科大の膵がん患者・腹膜転移(ふくまくてんい)のクラウドファンディングにご参加ください


すい臓がんの領域には大きな課題がいくつかあり、その中の1つが腹膜への転移です。すい臓がんの歴史の中では、腹膜への転移により腹水がたまり、どう対処し治療すればよいか途方に暮れる患者さん、ご家族が数多くおられました
長くすい臓がんの腹膜転移の研究を続けていた関西医科大がこの度、国の補助金申請が得られず、治験費用をクラウドファンディングで募ることを決定し、現在資金を募集しておられます。すい臓がんの新たな扉を開けるために、ぜひこの研究に力をお貸しください。寄付は3000円から可能です。ランチやディナーの1回の節約分で参加できます。ご興味のある方は、下記をご参照ください。
*よろしければ、記事のシェアで皆様への周知にご協力下さい。

■l寄付のご協力はこちらのサイトから
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●Ready For クラウドファインディング
「膵がん腹膜転移の患者さんに希望の光を。新しい治療法の挑戦へ」 https://readyfor.jp/projects/suigan

■関西医科大 里井壯平先生(胆膵外科)
http://www.kmu.ac.jp/…/treatment/medical_section/tansui.html
*里井先生はこれまですい臓がんの患者さんを数多く救ってこられたすい臓がんの専門医です。

■ パンキャンジャパン 眞島理事長からの推薦文
すい臓がんの患者を救う治療法開発のための研究資金が乏しい日本では、すい臓がん患者が参加できる臨床試験の数は欧米の半分以下。関西医科大学の里井教授が開発を進めている腹膜播種の治療は欧米にはなく、この日本発の治療法が日本のすい臓がん患者を救います。ぜひこのクラウドファンディング(CF)を応援してほしい」 

■記事の紹介

■毎日新聞 2019年6月10日
「膵臓がん治験費用をクラウドファンディング 関西医科大 国の補助金申請認められず決断」
https://mainichi.jp/articles/20190610/k00/00m/040/205000c

関西医科大(大阪府枚方市)は10日、膵臓(すいぞう)がんの新治療法の臨床試験(治験)を実施するため、インターネットで寄付を募るクラウドファンディング(CF)の利用を始めたと発表した。1000万円を目標に広く支援を求める。CFで治験の資金を調達する例は珍しい。国の科学研究費補助金に申請しても認められず、製薬会社の支援もないため決断したという。

膵臓がんは早期発見や治療が難しく、5年生存率は1割に満たず、他のがんに比べ極めて低い。特に腹膜への転移は手術が難しいうえ、腹水がたまると腹部の痛みなど患者の苦しみも大きいという。

 計画する治験では、腹膜に転移した膵臓がんの治療に抗がん剤の「S―1」と「パクリタキセル」の併用が有効か調べる。この治療法は既に胃がんで保険適用され、膵臓がんに対する第1、2相の治験でも生存期間延長や症状緩和などの効果があったという。

 第2相は2015年に終わったが、全国30施設で大規模に有効性を確かめる第3相は資金不足で実施できずにいた。治験で有効性を確認し、国の審査を通れば、保険が適用されるようになる。

 友田幸一学長は「医療を取り巻く状況は厳しく、研究の経費は削減の方向にある。国や企業だけに頼るのではなく、一般社会から寄付を集める手段に踏み切った」と説明している。

 CFでの募集は10日から9月8日まで。目標の1000万円に達しない場合は支援者に全額返金する。寄付は専用サイト(https://readyfor.jp/projects/suigan)から。

 ■読売新聞「膵がん治験CF…関西医大、目標1000万円」 2019年6月11日

関西医科大学(大阪府枚方市)は10日、インターネットで資金を募るクラウドファンディング(CF)で、腹膜に転移した膵(すい)がんの臨床試験(治験)の費用1000万円を集める取り組みを始めたと発表した。

 膵がんは5年生存率が約7%と低く、腹膜転移があると、約半年で死亡する患者が多い。里井壮平・関西医大診療教授(胆(たん)膵外科)らは、既存の抗がん剤2種類を使う治験を計画した。先に患者33人に行った治験では、平均でがんは3割ほど縮小し、生存期間の平均は1年4か月で、転移が消えた人もあった。

 そこで保険適用を目指して国内30施設、患者180人に増やした治験を約2000万円で計画したが、抗がん剤は後発医薬品で、製薬企業から出資の協力を得られなかった。公的資金の申請も認められず、CFで9月8日までに1000万円を集めることにした。達成した場合、必要な追加分は参加施設で補填(ほてん)する。達成できなかった場合は治験を断念し、患者ごとに治療を行うという。医療研究でのCFの利用は、東京慈恵医大が乳幼児ぜんそくの治療薬を減らす研究で、約1600万円を集めた例などがある。

 膵がん患者支援団体「パンキャンジャパン」の真島喜幸理事長の話「治験が費用の不足で止まるのは残念。患者の希望とするためCFを成功させてほしい」 と話す。


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膵臓がん National Advocacy Day

膵臓がんになった多くの方が、今、真摯に自分の治療に向き合っています。

 生存率を向上させ、治る病気にするためには、 

  あきらめず、これに力を与え、  

希望をつくり、良いアウトカムをもたらすことが必要です

治るがんにしていくために、多くの力が必要です。多くの関係者が生存率向上に立ち向かっています

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膵臓がんをあきらめないために

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