各 位
すい臓がん患者・家族のための
「すい臓がん啓発パープルリボンキャラバン2010」開催のご案内
NPO法人パンキャンジャパン、NPO法人キャンサーネットジャパン、日本イーライリリー株式会社は、本年すい臓がん患者・家族のための「すい臓がん啓発パープルリボンキャラバン2010」を開催いたします。2009年は、広島、東京、神戸の3都市において開催しました。本年は、下記に示す5都市において開催することをご案内申し上げます。
2010年開催予定
■松山(3月6日:土)松山市男女共同参画推進センター
■仙台(5月29日:土)エルパーク仙台
■札幌(8月7日:土)かでる2・7
■京都(9月11日:土)京都リサーチパーク
■東京(11月6日:土)東京ウィメンズプラザ
我が国では毎年、推計2万6000人以上が「すい臓がん」と告知され、しかもすい臓がん患者は増加傾向にあります。すい臓がんは、切除可能な時期に診断し、手術することが現時点での最善の方法とされていますが、現状では発見された段階で80%の患者は切除不能進行がん と診断されます。がん全体の5年生存率平均値は32%ですが、すい臓がんの5年生存率は僅か5% で最下位です。すい臓がんは、この10年間に新薬の登場により治療成績の改善は見られるようになったものの、まだまだ満足できる状況ではなく、さらなる治療法の確立が求められています。そのような背景から、喫煙、糖尿病、慢性膵炎、家族歴など、すい臓がん危険因子の理解、高リスクグループの同定とモニタリング、早期発見、早期治療、さらに疫学的予防法の周知徹底が「すい臓がん」においては特に重要な意味をもちます。本キャラバンでは、これらの理解を深めるための啓発活動をすすめます。
近年、すい臓がんの早期発見につながる効果的な診断方法の研究開発も進んでおり、講演は、それぞれの地域における「すい臓がん」診断・治療の専門医に依頼し、イベント運営は、NPO法人パンキャンジャパン、NPO法人キャンサーネットジャパンに加え、地元がん患者会が運営協力にあたります。我が国における唯一の「すい臓がん」に関する啓発キャンペーンであること、全国を縦断するイベントであること、イベント運営を患者団体・支援団体自身で行い関係学会からの後援を得て開催するものであることから、大変意義深いものと認識しております。是非、多くの方々に周知いただきたく、ご案内申し上げます。
NPO法人パンキャンジャパン(理事長:ジュリー・フレッシュマン)
日本イーライリリー株式会社(代表執行役社長:アルフォンゾ・G・ズルエッタ)
<共催団体>
NPO法人パンキャンジャパン について
パンキャンジャパンは、米国ですい臓がんの研究・撲滅活動を幅広く、精力的に進めているパンキャンの日本支部として、2006年に設立されました。3つのミッション(「研究支援」「患者・家族のサポート」「希望を創る」)を掲げ、患者さんとそのご家族のために、各種サービスを提供しています。日本膵臓学会との協力を通して、患者向けブックレットを作成し提供しています。また、国立がんセンター中央病院肝胆膵内科グループとの協力による「膵がん教室」をモデルとした勉強会を毎月2回開催しています。さらに、全国のすい臓がん専門医による「がん医療セミナー」、「パルズ電話相談センター」、すい臓がんアウェアネス向上のために「すい臓がん注意月間」等も開催しています。
NPO法人パンキャンジャパン 事務局長 眞島喜幸
Tel.03-3221-1421 / Fax.03-3221-1422
http://www.pancan.jp
NPO法人キャンサーネットジャパン について
1991年二人の医師により、米国における乳がん患者向け冊子を翻訳・出版・無償配布した事に始まります。その後、各種がん患者向け書籍の出版、NCIキャンサーファックスの翻訳提供(現在終了)、NCI PDQの翻訳Web公開(現在更新終了)、電話・手紙・メイル・ファックスでの「セカンドオピニオンコール」等のサービスを提供してきました。2002年には、東京都よりNPO法人格を取得し、同年、キャンサーネットジャパンホームページが日経インターネットアワードを受賞しました。2007年1月からは組織を一新し、専用事務局を開設し、がん医療の啓発イベントの開催、教育事業、市民へのがん啓発活動を行なっています。
NPO法人キャンサーネットジャパン 事務局長 柳澤 昭浩
Tel. 03-5840-6072 begin_of_the_skype_highlighting 03-5840-6072 end_of_the_skype_highlighting / Fax. 03-5840-6073
http://www.cancernet.jp/
日本イーライリリー株式会社 について
日本イーライリリー株式会社は、創業130年を超える歴史がある、米国インディアナ州インディアナポリスに本社を置く製薬会社、イーライリリー・アンド・カンパニーの日本法人です。日本では、がん(非小細胞肺がん、膵がん、胆道がん、尿路上皮がん、悪性胸膜中皮腫)、骨粗鬆症、糖尿病、成長障害、パーキンソン病、統合失調症、注意欠陥・多動性障害(AD/HD)をはじめとする、がん領域、内分泌・代謝・骨領域、中枢神経領域における治療法を提供しています。医薬品と情報の提供を通じて、世界の最も急を要する医学的ニーズへの「こたえ」を提供しています。
日本イーライリリー株式会社 渉外企画本部 三井 貴子
Tel. 078-242-9614/Fax. 078-242-9169
http://www.lilly.co.jp/
〈このプレスリリースは、重工業記者クラブ、本町記者会、厚生労働記者会、厚生日比谷クラブ、大阪化学工業記者クラブ、道修町薬業記者クラブ、神戸経済記者クラブへ配付しております〉