報道関係各位
2011年3月31日
特定非営利活動法人パンキャンジャパン
パンキャンジャパン、「膵(すい)臓がん啓発パープルリボンキャラバン2011」を開始
‐ 「膵臓がんに光をあてる」をテーマに、全国5都市でセミナーを実施 ‐
厚生労働省の人口動態調査※によると2009 年の日本における膵臓がんによる死亡数は26,791人で、男性14,094人、女性12,697人となっています。がんの死因別では男女とも第5位で、食生活の欧米化、喫煙、糖尿病、慢性膵炎、家族歴などの膵臓がんの危険因子などとも関連し、年々増加傾向にあります。また、膵臓がんは早期発見が非常に困難な上に進行が早く、きわめて予後の悪い疾患です。
しかしながら、一般市民の「膵臓がん」に関する認知度は低く、また患者同士やその家族が情報交換をする会なども育ちにくいのが実情です。このような背景のもと、パンキャンジャパンは、膵臓がんの予後改善のためには早期発見・早期治療、疫学的予防法などへの理解が重要だと考え、「膵臓がんに光をあてる」のテーマのもと、2009年以来「パープルリボンキャラバン」を全国各地で実施しています。今年度は、新潟をスタートに、東京、青森、名古屋、千葉の5都市で開催、専門医による膵臓がん診断、外科療法、化学療法の最前線についての講演及びパネルディスカッションを行います。日本海側での開催は新潟市が初めてとなります。
パンキャンジャパンは、「膵臓がん啓発パープルリボンキャラバン」のイベント等のキャンペーン活動を通して、今後も膵臓がん早期発見・早期治療の重要性を患者さんや一般の方々に理解していただくための啓発活動を継続的に実施していく予定です。
※厚生労働省 平成21年人口動態統計の年間推計
膵臓がん啓発パープルリボンキャラバン
膵臓がん啓発パープルリボンキャラバンは、膵臓がん患者、その家族および一般を対象に、膵臓がんの危険因子、早期発見、早期治療、疫学的予防法の理解を促進するための啓発活動です。本キャラバンは2009年より全国で展開しており、2011年は新潟、東京、青森、名古屋、千葉の5都市で開催します。膵臓がん啓発パープルリボンキャラバンに関する詳細は、ホームページ(http://www.purpleribbon.jp/)をご参照ください。
特定非営利活動法人パンキャンジャパン
パンキャンジャパンは、米国で膵臓がんの研究・撲滅活動を幅広く、精力的に進めているパンキャンの日本支部として、2006年に設立されました。3つのミッション(「研究支援」「患者・家族のサポート」「希望を創る」)を掲げ、患者さんとそのご家族のために、各種サービスを提供しています。日本膵臓学会との協力を通して、患者向けブックレットを作成し提供しています。また、国立がん研究センター中央病院肝胆膵腫瘍内科グループとの協力による「膵がん教室」をモデルとした勉強会を毎月2回開催しています。さらに、全国のすい臓がん専門医による「がん医療セミナー」、「パルズ電話相談センター」、膵臓がんアウェアネス向上のための「膵臓がん注意月間」等も開催しています。パンキャンジャパンに関する詳細は、ホームページ(http://www.pancan.jp/)をご参照ください。
パープルリボンキャラバン2011実施概要
名 称: | パープルリボンキャラバン2011 膵臓がんに光をあてる | ||||||||||||||||||
主 催: | 特定非営利活動法人パンキャンジャパン | ||||||||||||||||||
協 力: | 特定非営利活動法人キャンサーネットジャパン | ||||||||||||||||||
協 賛: | 日本イーライリリー株式会社 | ||||||||||||||||||
目 的: | 膵臓がんの予後改善のため早期発見・早期治療、疫学的予防法等の重要性の啓発 | ||||||||||||||||||
開催スケジュール: |
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主要プログラム: | 全開催地共通プログラム
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申込み方法: | NPO法人キャンサーネットジャパン宛まで、以下のいずれかの方法でお申し込みください〈参加無料〉
※ 2・3・4でお申し込みの場合、開催日を明記の上、下記必要事項を記入してお申し込みください。
① 氏名(フリガナ) ② 立場(患者・家族・医療関係・行政関係・製薬/医療機器関係・メディア・一般等) ③ 連絡先(①メールアドレス②電話 ③FAX ④住所)
【お申込みに関するお問い合わせ】 特定非営利活動法人キャンサーネットジャパン TEL: 03-5840-6072/E-mail: このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。 |