患者・市民・医療者をつなぐ 膵がん診療ガイドラインの解説 第3版
診療ガイドラインとは、「科学的根拠に基づき、系統的な手法により作成された推奨を含む文章。患者と医療者を支援する目的で作成されており、臨床現場における意思決定の際に、判断材料の一つとして利用」されるもの(日本医療機能評価機構(Minds))と定義され、医療現場で医療者に参照されているもの。 本書は、医療者向けの「膵癌診療ガイドライン」を患者・市民向けに読みやすく書き下ろしたもので、膵臓がんの病理、診断から、現在取ることができる治療方法、臨床試験等が解説されている。解説項目が前書の2016年版の33項目から、本書では77項目に増え、内容がさらに充実している。 【内容】 〈膵がん診療の流れ〉 〈総論〉 〈膵がんの診断法〉 〈切除可能膵がんについて〉 〈切除可能境界膵がんについて〉 〈局所進行膵がんについて〉 〈支持・緩和療法について〉
金原出版 2,200円+税 日本膵臓学会膵癌診療ガイドライン改訂委員会 編 |