今年の「世界膵臓がんデー」は、膵臓がんの症状、危険因子を知ることです。知識は命を救います。

危険因子が複数ある方は、要注意です。なるべく早く専門医に診てもらいましょう。

アクションを起こした方は命拾いしています。手遅れにならないよう、膵臓がんの

危険因子(リスクファクター)を知り、膵臓がんの早期発見につなげましょう。

 

膵臓がんの危険因子(リスクファクター)

■遺伝性疾患
膵臓がんとの関連について研究されている障害には、BRCA突然変異、嚢胞性線維症、家族性腺腫性ポリポーシス、家族性異型多発母斑黒色腫症候群(FAMMM)、リンチ症候群、遺伝性膵炎、PALB2突然変異、およびポイツ・ジェガーズ症候群が含まれます。

■家族性膵がん
膵臓がんを患った第一度近親者(母親、父親、兄弟姉妹、子供)が2人以上いる場合、または50歳より前に膵臓がんを発症した一親等の親族がいる場合は、発症するリスクが高くなる可能性があります。

■他の家族性がん
家族性の卵巣がん、乳がん、または結腸がん、または家族性黒色腫の病歴がある場合、膵臓がんのリスクが高まります。

 

■糖尿病
膵臓がんは、長年の糖尿病(5年以上)を患っている人に発生する可能性が高くなります。成人になってから糖尿病を発症した人は要注意です。膵臓がんの症状である可能性があるからです。

 

■膵炎
慢性膵炎は、膵臓がんを発症するリスクが高いことを示しています。遺伝性膵炎の人ではさらに高くなります。

■タバコ
タバコを吸う人は、喫煙したことがない人よりも膵臓がんを発症する可能性が2倍高くなります。

 

■肥満
肥満の人は、正常な体重の人と比較して、膵臓がんを発症するリスクが20%高くなります。

■人種
アフリカ系アメリカ人とアシュケナージ系ユダヤ人は、アジア系、ヒスパニック系、または白人系の個人と比較した場合、膵臓がんの発生率が高くなっています。日本人の膵臓がん年齢調整罹患率は世界第5位です。その理由はわかっていませんが要注意です。

 

■年齢
膵臓がんを発症する可能性は年齢とともに増加します。膵臓がんと診断されたほとんどの人は60歳以上です。

 

■食事
より多くの研究が必要ですが、赤身の肉や加工肉を多く含む食事は、膵臓がんを発症するリスクを高める可能性があります。果物や野菜を多く含む食事はリスクを減らす可能性があります。

■大量飲酒
いくつかの研究は、大量のアルコール摂取と膵臓がんとの関連を示唆しています。膵臓がんを発症するリスクは、そうでない人と比較して、毎日3杯以上のアルコール飲料を飲む人の方が高くなります。

 

 

<世界膵臓がんデーに参加しましょう>

このページの情報を大勢の知り合いの人、膵臓がんコミュニティと共有することにより、膵臓がんのリスクについて広めてください。一人でも多くの膵臓がん患者さんが早期発見されますよう、世界膵臓がんデーに参加してください。

 ・紫色のものを身に着けて、写真を撮り、SNSに投稿しましょう。タグは #WPCD です。

・膵臓がん啓発ポスターを配布しています。膵臓がんの危険因子などを紹介する3種類の膵臓がん啓発ポスターがあります。いままでは主に「がん診療連携拠点病院」にお送りしてきましたが、拠点病院でない病院にもお配りしていますので、ポスターを掲載してくださる方は、 このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。 まで、病院名、ご住所などをお書きの上、パンキャンジャパンまでメールください。

 

 

 

 

 

 

 

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膵臓がん National Advocacy Day

膵臓がんになった多くの方が、今、真摯に自分の治療に向き合っています。

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