SurvivorStory Susan Hoopengarner

サバイバーストーリー:2年間生存し強くなる


2023 年 4 月 19 日

著者 スーザン・フーペンガーナー

▪ 腹痛が診断につながる
▪ 妹を膵臓がんで亡くした
▪ 遺伝子検査では変異が見つからない
▪ 化学療法、膵頭十二指腸手術、および化学放射線療法

 

それは 2021 年 4 月のことでした。当時私は 68 歳で、物事が正しくないように思えました。

腹部に激しい痛みがあり、トイレを使用すると白い便が浮いていました。私は地元の病院に行き、そこの医者は私が胆石の症状がでていると思ったみたいでした。しかし、病院には私を診ることができる外科医がいなかったので、ワシントン州ベントン市の自宅から 2 時間離れたウェナチーの病院に救急車で移送されました。そこで内視鏡検査を受けたところ、すい臓がんが見つかりました。夫は自分の癌の化学療法を受けていたので、一人で自宅に残りました。私はさらに検査を受け、ポートを入れてもらい、その後、家に帰されました。

SurvivorStory Susan Hoopengarner

サバイバーストーリー:2年間生存し強くなる


2023 年 4 月 19 日

著者 スーザン・フーペンガーナー

▪ 腹痛が診断につながる
▪ 妹を膵臓がんで亡くした
▪ 遺伝子検査では変異が見つからない
▪ 化学療法、膵頭十二指腸手術、および化学放射線療法

 

それは 2021 年 4 月のことでした。当時私は 68 歳で、物事が正しくないように思えました。

腹部に激しい痛みがあり、トイレを使用すると白い便が浮いていました。私は地元の病院に行き、そこの医者は私が胆石の症状がでていると思ったみたいでした。しかし、病院には私を診ることができる外科医がいなかったので、ワシントン州ベントン市の自宅から 2 時間離れたウェナチーの病院に救急車で移送されました。そこで内視鏡検査を受けたところ、すい臓がんが見つかりました。夫は自分の癌の化学療法を受けていたので、一人で自宅に残りました。私はさらに検査を受け、ポートを入れてもらい、その後、家に帰されました。

 

◆あらゆる角度からの治療

家に帰ると、シアトルがんケア アライアンス (SCCA - 現在のフレッド ハッチンソンがんセンター) に電話しました。私の夫は数ヶ月前にそこで癌の手術を受けていました。 SCCA はケアとディスカッションに最適な場所であることがわかりました。私たちの医療チームは、化学療法の最初のサイクル、続いて手術、その後の化学療法と放射線療法の組み合わせコースを含む治療計画をまとめてくれました。化学療法は、私の家の近くにある血液学および腫瘍学のカドレック クリニックで局所的に行われました。 2 つの施設に、私のがんをあらゆる角度から治療する医師と外科医の包括的なチームがありました。

私は自分自身が病気になる数年前に妹を膵臓がんで亡くしていました。遺伝子検査を受けましたが、変異は見つかりませんでした。また、私の膵臓がんが診断された時点で、夫は健康上の問題を抱えていました。彼は神経が圧迫されていると思っていましたが、化学療法に対する反応が良くないことが判明し、入院しなければなりませんでした。それは私たちにとって非常にストレスの多い時間でした。

 

◆実施中の治療計画

私はカドレッククリニックで、腫瘍学者のバシール・ハック 医師と彼のナース プラクティショナーであるカレン・デュボア氏のチームと一緒に治療を始めました。私は強い化学療法を受けていました。治療ごとに、私はクリニックで 8 時間過ごし、その後 48 時間装着した化学療法のケモパックを持って帰宅しました。その後、ケモパックを外してもらうためにカドレッククリニックにもどりました。私は 2021 年の夏のほとんどをこの治療に費やしました。 残念ながら、憩室炎などの治療による副作用のために、その多くの時間を病院で過ごすことになりました。

最後に、9 月にワシントン大学 (SCCA のパートナー) に行き、ジョナサン・シャム外科医による膵頭十二指腸切除術を受けました。 1週間入院する予定だったのですが、回復が遅すぎて1ヶ月入院してしまいました。腹部から大量の液体が排出されました。私の医者は、その時点で他の食事を受け付けなかった私を生き続けさせたのはブーストドリンクだけだったと言いました。同時に夫が病気になり、シアトルの退役軍人病院に入院しました。

編集注:手術で腫瘍を取り除いた場合、全ての切断面などを顕微鏡で確認します。R0(アールゼロ)とは手術の際に切断面を顕微鏡で確認し、腫瘍がとり切れていることを意味します。完全切除や治癒切除ともいいます。

外科医は、手術中に私の腫瘍の境界をはっきりとさせることができませんでした。つまり、腫瘍の一部が取り残されている可能性がありました。ですから、家に帰ってからの化学療法と放射線治療を受けることが非常に重要でした。 11 月と 12 月に、私はカドレッククリニックで放射線腫瘍医シェリー・ジャオ医師 の治療を受けました。 2022年1月に治療を終了しました。

 

◆ポジティブに前向きに

全体として、私が受けた治療とケアにとても感謝しています。医師たちはお互いに協力し合い、最善の治療法を提供してくれました。

診断から 2 年が経ちましたが、私のCTスキャンでは癌再発の兆候は見られませんでした。チームからは、がんはいずれ再発すると言われましたが、今はとても元気です。確かに、私のマーカーは上がっていますが、まだ癌は発見されていません。私は、ナースプラクティショナーが調整してくれた研究に参加しており、私の主要なマーカー血中濃度を定期的に追跡してくれています。これはガンが大きくなる前に発見するためだと言われています。

全体として、それはかなりのジャーニーでした。

 

(Source:Survivor Story-Let's Win Lustgarten Foundation)

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<免責事項>この医療記事は、サバイバーの経験を紹介する目的で書かれています。特定の治療法や薬の使用を推奨するものではありません。ご自身の病状については、担当医とよく話し合ってください。このウェブサイトの情報を利用して生じた結果についてPanCANJapanは一切責任を負うことができませんのでご了承ください。

 

 

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