■2007 ASCO, McCormick Place Convention Center, Chicago
米イリノイ州シカゴのマコーミックプレイス・コンベンションセンターで、第43回米国臨床腫瘍学会(ASCO2007)が開幕した。「研究成果を治療へトランスレーションしよう」をテーマに、6月1日から5日までの5日間にわたって開催された。
会場のマコーミックプレイスは、シカゴ・トリビューン紙の創業者ロバート・マコーミック氏の功績をたたえて命名された。この美しいミシガン湖を望むガラス張りの建物は、アメリカ最大規模(204,600平方メートル)と言われている。総合コンベンションセンターに、世界中から2万人を超える臨床腫瘍科医をはじめ、がん専門の看護師などのがん専門コメディカル、患者団体など集まっている。
大会期間中は、一般演題、プレナリーセッション、専門教授講演( Meet the Professor Session )、教育シンポジウム、各種シンポジウム、企業提供シンポジウムなど多数のセッションが用意されている。また、展示会場は明日からオープンになるが、PanCANのブース(4075)も用意されており、Lilly、Rocheなどすい臓がん関連の製薬会社が集まる解りやすい場所にあった。
6月1日(金)は、すい臓がんに関する特別管理問題という演題の教育セッションが行われた。
6月2日(土)は、すい臓がんに関する発表論文 がポスターセッションにおいて多数紹介された。
6月3日(日)は、すい臓がんの発表論文に関するディスカッションが口述会場にて行われた。
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