九州がんセンター主催市民公開講座「膵がんを知ろう」
膵がんはこれまで、発見された時には有効な治療法が少なく、難しいがんの筆頭でした。しかし、治療成績向上の試みがなされ、ようやく改善の兆しが見えてきました。9月25日に福岡市で開催された九州がんセンター主催市民公開講座「膵癌を知ろう」では、約400人の患者、家族、一般市民が参加するなか、専門医が膵臓がん最新治療について説明しました。
詳しくはこちら(10月10日付読売新聞記事 - 掲載許可PDF版)
□プログラム内容
▽講演(午後1時5分~午後3時00分)
「膵がんになりやすい人と早期診断法」(25分)
九州大学病院肝臓・膵臓・胆道内科診療准教授 伊藤鉄英先生
「膵がんの標準的治療法―手術療法、化学療法、放射線療法」(25分)
国立病院機構九州がんセンター消化器内科医長 船越顕博先生
「膵がん患者の体と心を支える緩和医療」(20分)
国立病院機構九州がんセンターサイコオンコロジー科医長 大島 彰先生
「進行膵がんの新しい治療法の開発」(50分)
東京大学医科学研究所附属ヒトゲノム解析センター教授 中村祐輔先生
▽パネルディスカッション(午後3時10分~4時)
「膵がんの患者さんを救うために~あらゆる可能性を求めて」
パネリスト 伊藤鉄英、船越顕博、大島 彰、眞島喜幸、中村祐輔
司会/コーディネーター 読売新聞西部本社医療セミナー事務局長 藤野博史