膵癌検診の検査間隔を検討する研究

膵癌早期診断を目指した適正な検診間隔を検討するための研究 が大阪府立成人病センターにて開始されました。腹部超音波検査(US)あるいはMRCPで膵管拡張と膵嚢胞の両方の所見があるる方を対象とした研究です。このような高危険群の方を経過観察する診断方法については、エビデンス作りが不可欠です。参加するためには以下の条件を満たす必要がありますが、このような所見のある方は、積極的に参加しましょう。

●参加条件:

□腹部超音波検査(US)あるいはMRCPで膵管拡張と膵嚢胞の両方の所見があるる方

□35歳以上75歳未満の患者

以下の方は参加できませんのでご注意ください。

□からだの状態:PS 2以下

□腹部超音波検査で膵臓の描出が不良な方

□活動性の重複がんのある方

□ヨードアレルギーのある方

□腎障害のある方

□妊婦または妊娠の可能性のある女性

●問合せ先:

井岡達也

大阪府立成人病センター

検診部消化器検診科

大阪府大阪市東成区中道1-3-3

電話 06-6972-1181 (代表)

●検診部消化器検診科について

難治癌である膵癌を早期に診断するためのシステム作りが当科の使命です。苦痛のない超音波検査を早期診断の窓口とし、癌のリスクが高いと考えられる方を登録して定期検査を行なっています。従来の外来診療に、登録・経過の追跡など検診部門のもつ要素を組み合わせた定期検査システムです。また、超音波検査室では造影ハーモニックイメージの撮像法の開発など最先端の超音波診断技法の開発と実践を行なっています。そして疑わしい病変が発見された時には速やかに確実な診断をするために超音波ガイド下あるいは内視鏡超音波ガイド下穿刺生検や膵液細胞診の検査も行なっています。膵がん、胆管がん、胆のうがんの化学療法および放射線化学療法を積極的に行っています。

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膵臓がん National Advocacy Day

膵臓がんになった多くの方が、今、真摯に自分の治療に向き合っています。

 生存率を向上させ、治る病気にするためには、 

  あきらめず、これに力を与え、  

希望をつくり、良いアウトカムをもたらすことが必要です

治るがんにしていくために、多くの力が必要です。多くの関係者が生存率向上に立ち向かっています

今、あなたの力が必要です

膵臓がんをあきらめないために

あなたもこのアドボカシー活動に加わってください

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