サバイバーストーリー
2013年11月3日 ハマリョウ
皆さんおはようございます。
私は、今年の9月末に世界遺産の屋久島へ行き縄文杉に会って参りました。朝5時にホテルを出発して、片道11km、12時間の登山を無事に歩ききることができました。
振り返れば、丁度4年前の11月、健康診断で膵臓に異常が見つかり、「悪性では無いが手術が必要」と言うことで、2010年2月4日に7時間半におよぶ手術を受けました。実は手術前日、膵尾部の腫瘍は80~90%の確率で悪性と告げられ、半信半疑で手術を受けた覚えがあります。
そして1ヶ月後、病理検査で膵臓がんとの確定診断があり、術後補助療法としてその後2年間1週おきにジェムザールの抗がん剤治療を行いましたが、2年で再発が告げられ、さすがにこの時はショックを受けました。
しかし、3ヶ月後のMRI画像では、再発箇所は1カ所のみと言うことで、2012年5月18日に手術を受け、切除することができました。
その後1年半、TS-1を副作用とのバランスをとりながら、概ね1日おきに服用し、現在までのところ再々発は無くこのように元気に暮らすことが出来ています。
この3年半、妻が、がんに良いと言われる食事療法、例えばにんじんとレモンと蜂蜜のフレッシュジュースを毎朝作ってくれるなど献身的にサポートしてくれました。また、パンキャンジャッパン様の有益な情報が本当に本当に力になりました。この場をお借りしてお礼を述べさせていただきます。ありがとうございます、そしてこれからもよろしくお願いします。
最後に、此処におられます膵臓がん患者の皆様およびご家族が、今後明るく充実した生活を送られること、並びに膵臓がんの治療方法が進歩することを切に祈念して、私のご挨拶といたします。 ありがとうございました。
<パープルストライド東京2013(すい臓がん啓発チャリティーウォーク)にて>