2014年6月28日更新

http://investors.merrimackpharma.com/releasedetail.cfm?ReleaseID=856551
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2014-06/esfm-mat062414.php

 

バルセロナで開催された消化器がんESMO第16回World Congressで、スペインメリマック医薬品は、ゲムシタビンベースの治療に耐性のできた転移性膵がん患者を対象とした新薬MM-398のNAPOLI-1、フェーズ3の詳細な結果を発表した。5FU/leucovorin単独投与群に比べ、MM-398プラス5FU/leucovorinの併用療法では全生存期間が改善した。

全生存期間(OS)の中央値は、5FU/leucovorinで標準的治療を受けた群では4.2カ月であったのに比較して、MM-398プラス5FU/leucovorin群では6.1カ月であった。無増悪生存期間(PFS)は、標準療法で1.5ヶ月から、MM-398プラス5FU/leucovorinを受けた患者では3.1カ月に、大幅に改善。MM-398だけを単独投与された群は、標準的な治療と比較して延命効果はなかった。メリマックは、2014年にMM-398の組合せレジメンについて米国食品医薬品局(FDA)に新薬承認申請を提出する予定である。

臨床ポスターはここをクリックしてください。
ESMO-GIで発表されたスライドにアクセスするには、ここをクリックしてください。

 

参照元:ScienceNewsline, http://www.sciencenewsline.com/summary/2014062520190012.html 

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