尾道の開業医と中核病院連携

 

 

尾道市で7年前から、膵がんの疑いがある人を開業医が見つけて地域の中核病院で専門医が診断するという早期発見プロジェクトが成果を挙げています。このプロジェクトは、花田敬士氏(JA尾道総合病院内視鏡センター長 2012年度パンキャン臨床研究賞受賞)によって、2005年頃から尾道市で、医師会と地域中核病院が協力し在宅療養を支援する「尾道方式」を膵がんの診断に生かそうと始まった試みです。

 

このプロジェクトでは、膵がんの早期発見のついて一定の成果がみられ、「ステージゼロ」という超早期膵がんが見つかった事例もあります。治療後の5年生存率は、2007年に診断された患者で16.2%、2008年の患者では20%と、2006年の広島県全体の8.5%を上回った成果をあげています。

 

花田氏は「膵臓がんでも小さなうちに見つければ助かる人がいる。このような道が開けたのは、何よりも開業医の方たちのおかげです」と語ります。
パンキャンジャパン理事長の眞島氏は「膵がんの早期発見は生存率向上に不可欠です。5年生存率20%を実現してくださった花田先生ならびに地元の開業医の皆様に感謝しています。パンキャン賞が先生の活躍の後押しになれば幸いです。」

 

この膵がん早期発見の試みは盛岡市や山梨県、大阪市、熊本市などでもすすめられています。

 

関連記事:2012パンキャン賞

山陽新聞8月20日付

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