東京, 2015年11月28日(土)13:00〜15:30
進行がん・術後の方を主に対象
NPO法人パンキャンジャパン本部
東京都千代田区富士見1−12−1
QDAN1991ビル 3F会議室
サロンの概要
すい臓がんは、症状がでない、なかなか完治するのが難しいとされるがん(=難治がん)ですが、早期発見や早期治療、ワクチン療法、分子標的薬、緩和ケアなどを含む集学的治療によって予後の改善が期待されるがんでもあります。現在膵臓がんに関する情報をインターネットで集めることはできますが、玉石混交状態のため、疑わしい情報から正しい情報を整理することは簡単ではありません。そこで、パンキャンジャパンは患者・ご家族があつまって、お互いの経験談や不安を語り合い、意見交換できる患者・家族のサロンを設けました。
皆様がお話しできるように、少人数の運営になります。ご予約はお早めにお願いたします。
参加者のプライバシーに配慮しつつ、忌憚なく話し、全員が希望をもてる集いを目指しています。
前半にサバイバーの方の体験談、全員のフリートークお行い、後半では家族、患者のテーブルに分かれて関心のあるトピックを絞り込み、情報交換ができるようにいたします。
すい臓がん罹る要因や、がんの症状、進行状態、治療方法やその選択、米国のNCCNガイドライン、最新のがん研究情報など、さまざまな角度から、すい臓がんを知っていただくことができる勉強会です。
米国では140からの膵臓がんを対象とした臨床試験が進んでいます。がん研究の成果が診断・治療法として、次々とがん患者に紹介される時代となってきました。長期生存が可能となる一方、乳がんのように治療の選択肢は増加の一途をたどり、それらを駆使できる専門医も限定されてしまうため、患者は自ら情報を収集し、理解し、自分のライフスタイルにあった治療とはなにかを見極めていくことが大切になります。
今月のトピック
今月は、次なる2つのトピックについてのお話となります。
①患者体験談:
FOLFIRINOXの主要な抗がん剤を組み合わせた治療法を受ける患者さんも増えています。今回は、重篤な副作用を体験され、いまはFOLFOXを受けられている患者さんの体験談を聞きます。
②患者申出療養制度:
米国FDA承認から2年は待たなくては日本で使えない最新治療薬のドラッグラグ解消の決め手になることが期待される患者申出療養制度についてやさしく解説します。
その他のトピックとして、代替医療、ワクチン、食事、手術体験、心理的なケア、治療費、新しい治療ツール、病院の選定、ドラッグラグ、デバイスラグなどもございます。
参加人数
16-約20名(事前登録制)
参加・資料代
個人賛助会員 2,000円(同伴者1名1,000円)
非会員 3,000円
アクセス
最寄り駅:JR飯田橋駅, 東京メトロ飯田橋駅, 九段下駅
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参加方法
事前登録が必要になります。
1)インターネットによるご登録>>こちらからご登録ください