すい臓がんの治験をすすめる日本臨床腫瘍研究(JCOG)肝胆膵グループの代表者であり、抗がん剤治療を熟知されている杏林大学医学部教授の古瀬純司先生をお迎えして開催するクリスマススペシャルです。今回は特別ゲストとして、古瀬先生と同じく日本膵臓学会 膵臓がん診療ガイドライン策定委員会のリーダー、IPMN・すい臓がんの診断・治療で有名な東京女子医科大学消化器病センター准教授の清水京子先生をお迎えします。清水先生は、IPMNの診断・経過観察・治療に詳しく、ステージ0の早期発見を目指して活躍されています。
ここ数年で飛躍的に増えてきているすい臓がんの抗がん剤の選択肢。
2012年のゲムシタビン+エルロチニブ併用療法、2013年のフォルフィリノックス療法、2014年のゲムシタビン+ナブパクリタキセル併用療法など、近年、膵臓がんにおいても多剤併用療法が主流になってきました。ファーストラインで使われるようになってきたこれらの多剤併用療法と、さらにセカンドライン、サードラインと続く化学療法の選択肢は増えてきました。米国ではフェース1・2・3の臨床試験が50以上進められており、有効な薬剤がFDA承認され日本に届くことが期待されています。
主要な抗がん剤
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ゲムシタビン(Gemcitabine)
S-1
エルロチニブ+ゲムシタビン(Erlotinib+Gemcitabine)
ナブパクリタキセル+ゲムシタビン(NabPaclitaxel+Gemcitabine)
フォルフィリノックス(FORFIRINOX)
講演の後に質疑応答の時間も設けていますので、自分に最適な治療はなにか、どの治療からスタートしたらよいのか、どのような基準を使い主治医は判断しているのか、副作用の症状がでたときはどうしたらよいのかなど、また米国ですすむすい臓がん患者を対処うとしたチェックポイント阻害剤(ニボルマブ Nivolumab)と化学療法(ナブパクリタキセルNabPaclitaxel + ゲムシタビンGemcitabine)の臨床試験など、皆様の質問にわかりやすく回答いただきます。
また、IPMN(アイピーエムエヌ:膵管内乳頭粘液性腫瘍)と告知された方、家族が膵臓がんで亡くなった方で膵のう胞がある方、あるいは主膵管拡張と膵のう胞があると言われた方など、どのような検査をどの程度頻繁に受けたらよいのかなどについて丁寧に説明いただきます。皆様の質問に答える時間を設けておりますので、わからないことなどありましたら気軽にご質問ください。
昼食は講師の先生方を囲んでいただく予定にしております。
後半は、昼食の後に、患者サロンを行います。安心して情報交換し、患者・ご家族同士でお話しできる場を設定しております。
今年最後の勉強会&サロン、ぜひご参加ください。
スケジュール
第1部 |
10:00-12:30
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クリスマス勉強会 古瀬 純司先生
清水 京子先生
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第2部 | 12:30-14:00 |
昼食会 クリスマス |
第3部 | 14:00-16:00 | 患者・ご家族のサロン ご参加の皆さまで近況等、情報交換していただく場です。 ゆったりとお話いただくことができる、 |
定員
30名(先着順)
参加費
個人賛助会員・同伴者 5,000円
一般 10,000円
※昼食・プレゼント付
会場
千代田プラットフォームスクウェア4F 401会議室
〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3‐21
TEL:03-3233-1511 FAX:03-3233-1501
アクセス
竹橋駅(東西線) 3b KKRホテル東京玄関前出口より徒歩2分
※地下通路一番奥の出口になります。お間違えが多くなっておりますので、お気をつけ下さい。
Googleマップの電車マークをクリックすると、出口写真が表示されます。 Googleマップ
参加方法
事前登録が必要になります。(先着30名様)
2)電話によるお申込み。>>03-3221-1421(火曜〜金曜日:午後1時〜5時)
※お食事等ご用意がございますのでキャンセルの際はご連絡をお願いいたします。
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