『[要請] 1/19まで「がんゲノム検査へのパブリックコメント」への参加募集』


  
日本癌学会、日本癌治療学会、日本臨床腫瘍学会の3学会合同の遺伝子パネル検査に基づくがん診療ガイダンスが改訂されるとのことで、「次世代シークエンサー等を用いた遺伝子パネル検査に基づくがん診療ガイダンス改訂案」について、パブリックコメントの募集が公開されています。膵臓(すいぞう)がんコミュニティ(関係者)にとって、これからの治療の選択肢をできるだけ早く得る機会につながるものとして、遺伝子パネル検査は重要です。現在、がんゲノム医療は、一部が保険診療として、標準治療がないまたは終了したなどの条件を満たす場合に行われています。一方で、ゲノム医療が進む米国のNCCNガイドラインでは、転移性の膵臓がん患者さんには「ゲノム検査は治療開始時」が推奨され、「生殖細胞のゲノム検査については全員に推奨」となっており、日本の検査のタイミングは遅いのではないかという論議もあります。また、ゲノム検査で使われる外科手術の際の検体は3年を過ぎると検査結果が得られない症例が出てきて、5年を超えると検査結果を得ることは困難などの意見もあります。ゲノム検査では様々なケースがあるようです。
パブリックコメントは明日の1月19日24時までが募集期間となって、締切間近です。膵臓がん医療を進めたいと思われる方はぜひパブリックコメントにご参加ください。
*よろしければ記事のシェアなどで告知にご協力ください。

 

日本癌学会HP「パブリックコメント募集」
「次世代シークエンサー等を用いた遺伝子パネル検査に基づくがん診療ガイダンス改訂案」実施期間 2020年1月6日〜1月19日 24:00まで
http://www.jca.gr.jp/researcher/topics/2020/200106.html

  • ご意見のある方は以下からお進みください
     https://questant.jp/q/NGSguidance#page1
    ①「コメントしたい箇所をお選びください」は「0 要約」を選択
    ②「コメントをご記入下さい」の部分にコメントを記入

例)保険診療内でのゲノム検査のタイミングを「標準治療がないまたは終了したなどの条件を満たす場合」からもっと早めてもらいたい場合などは、そのご意見を記入。
例)ゲノム検査で特定の遺伝子変異がわかったが、膵臓がんでは使えないが他のがんでは承認されているオフラベルの薬を使えるようにしてほしい場合などは、そのご意見を記入。

参考資料
●国立がん研究センターHP
「がんゲノム医療 もっと詳しく知りたい方へ」3)がんゲノム医療が行われる場合
がんゲノム医療は、一部が保険診療として、標準治療がないまたは終了したなどの条件を満たす場合に行われています。
URL:https://ganjoho.jp/…/treatme…/genomic_medicine/genmed02.html

  • 横浜市立大学附属病院HP
    「がんゲノム検査のご案内」―検査を受ける時期について
    本検査は、外科手術で摘出された検体を用いて行います。手術後、2年間はまず問題なく結果が得られます。3年を過ぎると検査結果が得られない症例が出てきます。5年を超えると検査結果を得ることは困難です。このため、本検査を受ける場合には、術後出来るだけ早く受けることをお勧めします。前述の通り、得られた結果をどう使うかは別問題ですので、検査結果を手元に持っておいて、今後に備える、という使い方もできます。
    URL:https://www.yokohama-cu.ac.jp/…/ganidensikensa20161209.html…

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http://www.jca.gr.jp/researcher/topics/2020/200106.html

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