5/29 厚労省へ「膵臓がんに対するNALIRIFOXの早期承認に関する要望書」を提出
海外ニュース:膵臓がんの5年生存率が12%に上昇
膵臓がんの5年生存率が12%に上昇
~ 2年連続で向上し12%になる ~
2023 年 1 月 12 日
著者 エリン・ポスト
本日発表された American Cancer Society の Cancer Facts & Figures 2023 は、膵臓がんの 5 年生存率が現在 12% であり、昨年から 1 パーセンテージ ポイント増加したことを報告しました。
生存率が 2 年連続で上昇したのは 2017 年以来初めてであり、この困難な病気との闘いが継続的に進歩していることを示す有望な上昇傾向です。また、これは命が救われたことも表しています。1 パーセント ポイントの増加は、膵臓がんと診断されてから 5 年後に人生の瞬間を楽しむことができる人が(米国において) 641 人増えることを意味します。
編集注:2019年の統計では日本の膵臓がん罹患者数は43,865人でしたので、5年後に人生を楽しむことができる人が日本では439人増えることを意味します。
国内ニュース:ドラッグラグ再燃に危機感(膵がん・PNET)
【パンキャンTV】膵臓がん早期発見セミナーシリーズ2022神奈川セミナー「神奈川県の早期診断プロジェクトと膵臓がん治療の最前線」
2月は希少がん啓発月間 『進もう、みんなと!Rare Cancers Awareness Month 2022 』
2月は希少がん啓発月間 『進もう、みんなと!Rare Cancers Awareness Month 2022 』
希少がんは患者数が少ないために、なかなか治療薬の開発が進みません。希少がんのことをもっと知ってほしい!という想いから、Rare Cancers Japanでは、昨年より2月に希少がん啓発月間を開催してきました。
希少がん啓発月間ライブセッション・イベント:2月11日(金・祝)13:00-14:30
YouTUBE配信しますので、こちらからご視聴ください: https://youtube.com/watch?v=r3qaz8pvivE
希少がん啓発月間 WEB展開:2月1日~28日
【希少がん 患者会】 で検索しよう!
https://rarecancersjapan.org/rcam2022/
国内ニュース:治験・臨床研究を探している患者さん、ご家族に朗報
国内ニュース:治験・臨床研究を探している患者さん、ご家族に朗報
膵臓がん患者さんやご家族で、今後のことを考えて、自分が参加できる治験とか臨床試験はないのかというご相談をよく受けます。また、2年前から始まったゲノム医療に期待する方も増えてきています。しかし、がん遺伝子パネル検査を受けてもご自分の遺伝子変異にマッチした治療薬が適応外薬であるために、治験とか臨床試験に参加しなければならず、その情報を探すことが難しい、ゲノム医療にアクセスできないという声が聞こえてきます。そこで、厚生労働省として、治験や臨床研究の必要な情報を探している方々が平等に情報にアクセスできるよう一元的に支援し、結果として国民が主体的に治験・臨床研究に参画できる体制を整備することを目指し、その準備として、特定の患者団体による周知のもと行う治験・臨床試験の情報を探している人を助けるサービスを期間限定で提供することになりました。私たち団体もそれに協力することになりました。
今回は、サポート窓口に電話またはメールで照会することで、コーディネーターが皆様と一緒になって治験・臨床研究の情報を探してくれます。
以下の案内を見ていただき、ぜひこの期間限定、無料サービスをご利用ください。
政策提言:自見厚生労働政務官へ「すい臓がん生存率向上のための施策への要望書」を提出
写真:左から自見厚生労働政務官、パンキャン眞島理事長、古谷理事、小崎理事
政策提言:自見厚生労働政務官へ「すい臓がん生存率向上のための施策への要望書」を提出
2020年6月2日
パンキャンジャパンは、厚生労働省に対し膵臓がんの研究促進を求める要望書を提出し、治療薬の開発などを支援するよう求めました。要望書では、膵臓がんの根治を目指し、十分な研究予算を割り当てるよう求めています。要望の要点は、下記の3点です。
①原因究明や早期発見につながる検査の開発、再発・転移を抑える治療薬の開発
②膵臓がん研究者への支援
③ドラッグラグを解消し、患者の選択肢を広げるための研究への支援