2017年6月16日
微小膵癌の検出を可能にしたヒトモノクローナル抗体(HuMab-5B1)による免疫PET画像診断(Immuno-PET)
~抗体ががん抗原CA19-9とつながることで微小な膵癌が見つかるようになる~
2017年核医学・分子イメージング学会(SNMMI)年次総会において新規ヒトモノクローナル抗体HuMab-5B1によるイメージングの実現可能性と安全性の検証に関する最初のファーストインヒューマンインヒューマン試験が発表された。このヒトモノクローナル抗体は、膵臓腫瘍および小細胞肺癌および胃腸系の腫瘍を含む様々な他の悪性腫瘍で発現する 癌抗原(CA)19-9を標的とする。それにより、いままで難しかった固形がんの小さな腫瘍を識別できる精度が向上し、治療の選択をガイドする役割も期待される。