『[報告] 4/13パンキャンジャパン千葉支部 「パープルリボン医療セミナー2019」を開催いたしました』
公益財団法人テルモ生命科学芸術財団「2018年度医療・健康向上貢献助成事業」
パープルリボンセミナーin千葉2019
千葉県がんセンター様との共催で、パンキャン千葉支部の初めてのセミナーを4月13日(土)、千葉県教育会館にて開催いたしました。ご参加いただきましたたくさんの皆様、ありがとうございました。
今回のセミナーは、日々前進する3大療法をはじめ、重粒子線療法、集学的治療やゲノム医療等について広い範囲について、講師の先生方が工夫を凝らしてくださり、大変わかりやすくご講演いただきました。開会挨拶をいただいました千葉県がんセンターの山口武人病院長、ご登壇いただきました先生方、司会の石井 浩先生、またボランティアで会をサポートくださいました皆様、ありがとうございました。
パンキャン千葉支部は、千葉県内で長く患者支援活動や、市・県の委員等でキャリアのある金井弘子さんが支部長で2018年に設立されました。今後もサロン・勉強会、セミナー等を進めてまいります。引き続きご支援の程、よろしくお願い申し上げます。
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2型糖尿病患者のための新しい早期発見の可能性のある臨床試験
2023 年 2 月 23 日
アンナ・ベルガマスキ博士
全体的には稀ながんですが、膵臓がんは致命的な病気であり、米国でのがんによる死亡原因の第 3 位にランクされています。残念ながら、膵臓がんのほとんどの症例は、この病気の唯一の潜在的に根治可能な治療法と考えられている手術で治療できるほど早期に発見されていません。
無症候性成人の膵臓がん検診は、この疾患が比較的まれであり、効果的なスクリーニング検査がなく、不必要なCTスキャンや検査によって害を及ぼす可能性があるため、一般的には推奨されません。研究者は、この病気の罹患リスクが高い人のための監視プログラムを研究し、推奨しています。これには、膵嚢胞、慢性または遺伝性膵炎、または、家族性乳がん、卵巣がん、結腸がん、または膵臓がんに関連する遺伝性症候群の人が含まれます。
しかし、膵臓がんは厄介な獣です。喫煙、年齢、肥満、赤身肉や加工肉を多く含む食事もリスクに関与しており、黒人アメリカ人は他のアメリカ人よりも高い割合で診断されています。2 型糖尿病は、膵臓がんのリスクにおけるその役割についても研究されています。
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