サバイバーストーリー:早期に診断されて
早期に診断されて
~早期発見、手術と術後補助療法~
著者 アンソニーラファニエッロ
2020年10月8日
- 壊死性膵炎でコロンビア長老派病院膵臓センターを訪問
- 早期に発見された膵臓がん
- FOLFIRINOXによる術後補助療法
編集注:壊死性膵炎は,急性膵炎患者の約 10〜20%に発生し,その死亡率は 15〜20%である。 壊死性膵炎に臓器不全を伴う場合,死亡率は約 50%になる。
私の膵臓がんの旅は、約6年前、膵炎のエピソードが5回あったときに始まりました。
2016年5月、私は急性膵炎の発作を起こし、30日間入院しました。そのうちの10日間は、人工呼吸器と私の人生の戦いに費やされました。リハビリセンターでの時間を含め、長い回復を遂げました。しかし、私は絶え間ない吐き気と不快感が続き、体重が18kgも減りました。ニュージャージーの私の医者は私がコロンビア長老派病院にある膵臓センター(ニューヨーク)に行くことを勧めました。コロンビア長老派病院は、ニューヨーク市にある非営利の学術医療センターで、コロンビア大学バゲロス医科大学とワイルコーネル医学大学の2つのアイビーリーグ医学部と提携しています。そこでジョン・ポネロス博士に会い、一連の内視鏡検査の結果、壊死性膵炎と診断されました。私の膵臓は液体に囲まれていましたので、体液を排出するためのステント留置の後、私は徐々に自分の体調がもどってきているように感じ始めました。無事に退院し、私はコロンビア長老派教会病院で毎年健康診断を続け、私の健康状態に変化があった場合はポネロス博士に知らせるようにアドバイスをもらいました。