【パンキャンTV】パープルリボン医療セミナー@静岡がんセンター再放送

【パンキャンTV】 パープルリボン医療セミナー@ 静岡がんセンター
日本屈指のハイボリュームセンターの1つである静岡がんセンターによる膵臓がん治療法の最前線は、
大勢の方々にご参加いただきました。ご興味のある方はぜひご視聴ください。

日本屈指のハイボリュームセンターの1つである静岡がんセンターによる膵臓がん治療法の最前線は、
大勢の方々にご参加いただきました。ご興味のある方はぜひご視聴ください。

2019年7月3日
2012年から、日本の膵臓(すいぞう)がん領域において顕著な研究をされた研究者に贈るパンキャン賞の2019年の受賞者が決定いたしました。がんの中でも特殊な形態である膵臓がんは、長く難治性のがんであり続けていますが、こうした研究や研究者・医療者の努力により、現在大きな前進をしています。受賞研究の発表 および 表彰式は、第50回日本膵臓学会大会(2019年7月12日)にて行われる予定です。今年は、米国パンキャン本部より、ChiefScienceOfficerであるLynn M Matrisiane先生が参加されての式典となります。

希望をつくるすい臓がん研究支援
すい臓がん患者の希望はがん研究から生まれます。みなさまのご寄付が、すい臓がんの特効薬開発に大きく貢献します。 みなさまのがん研究への「投資」が、最終的に「大きな成果として患者に還元される」ことになります。今、できること。がん研究に投資して、力をあわせて、すい臓がんを撲滅しましょう。2018年よりパンキャン賞を受賞した研究者には、米国癌学会すい臓がんスペシャル大会に参加していただき、世界のすい臓がん研究者の研究発表、FaceToFaceの情報交換をしていただくために旅費の助成金を提供する予定です。いくらでも結構です。みなさまのご支援がすい臓がん生存率を改善します。明日のすい臓がん患者のためにご支援ください。
パンキャンジャパンでは、米国パンキャン本部からの情報をもとにして、日本が国際標準治療薬が使えない「ドラッグラグ」問題の解決にむけて政策提言活動を続けてきました。その結果、5年以上かかっていたドラッグラグ問題も最近では2年と短縮されてきましたが、我々の目標は「ドラッグラグ0」です。パンキャン本部ではすい臓がんの「ゲノム医療」をすすめるために米国食品医薬品局(FDA)とともに小人数、しかも2年で結果をだす新しいタイプの治験を用意しています。これを日本で実現するのはハードルが高いと言われています。ドラッグラグ問題がさらに悪化することのないよう、すい臓がんのゲノム医療実現に向けて厚生労働大臣あてに要望活動を進めてまいります。みなさまのご支援をよろしくお願いします。
寄付が使われるのは・・・ 「すい臓がん研究者へのパンキャン賞」
「すい臓がん治療薬のドラッグラグ解決、ゲノム医療実現ための政府提言活動 」
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■膵臓がん撲滅基金 こちらから寄付の額を選択してください。 ※個人情報・クレジットカード情報はNorton Securityで安全管理をしています。 |

AACRニュース:がんの「指紋」がワクチン開発を推進
腫瘍固有の遺伝子変異に基づくワクチンが、局所進行腎がんにおいて持続的な免疫応答をもたらす。b
クリスティーナ・ザリンスキー 著
2025年9月11日
手術は依然として 腎細胞がん(ccRCC)の主要治療法である。ccRCCは腎臓がんの最も一般的なタイプだ。しかし腎臓から周辺領域へ転移したがんは、がん組織を完全に切除しても再発することが多い。手術後に癌の痕跡が認められない局所進行ccRCC患者には、通常、免疫応答を高めて癌の再発を防ぐため、免疫チェックポイント阻害剤が投与される。それでも、手術を受けた局所進行ccRCC患者の約3分の1は、3年以内に再発する。
2025年2月5日付『Nature』誌に掲載された第I相臨床試験では、この再発率を改善する個人別ワクチンの使用が検討された。研究者らは「マルチエピトープ新抗原ワクチン」と呼ばれる個別化ワクチンを開発した。これは患者の腫瘍をシーケンシングし、健康な細胞には存在せずがん細胞にのみ存在する固有の抗原シグネチャを特定する手法である。研究チームは予測アルゴリズムを用い、がん特有の変異に基づいて免疫反応を引き起こす可能性が高い最大20種類の抗原を選定した。

サバイバーストーリー:無症状で診断される
2025年7月14日
エンリケ・デルミト 著者
・無症状でのステージI診断
・臨床試験に参加(術後補助療法)
・膵尾部切除術
2024年9月にステージIの膵腺がん(膵がん)と診断されました。
CT検査とPET検査を受けました。症状は一切なく、早期発見できたことに本当に感謝しています。

海外ニュース:膵臓がん、糖尿病、内分泌の健康について知っておくべきこと
2024年12月30日
アフリーン・シャリフ医師 著者
膵臓は体内でインスリンを生成する工場としての役割を担っているため、糖尿病と膵臓がんはしばしば同時に発症します。
しかし、膵臓がんの治療自体が血糖値に影響を与える可能性があることをご存知でしょうか? また、損傷した膵臓が既存の糖尿病を悪化させたり、あまり知られていないタイプの3c型糖尿病を引き起こす可能性があることをご存知でしょうか?
こうした理由から、ノースカロライナ州ダーラムのデューク大学膵臓腫瘍学プログラムのディレクターであり、Citrus Oncologyというバーチャルがんサポートクリニックの共同創設者でもあるアフリーン・シャリフ医師は、膵臓がん患者には内分泌専門医が治療チームに加わるべきだと考えています。
化学療法、免疫療法、放射線療法、手術は、インスリンの生成やインスリンに対する体の反応に影響を与える可能性があります。 また、これらの治療は、体の機能を助ける重要なホルモンを管理する甲状腺や副腎にもダメージを与える可能性があります。 これらの内分泌機能やその他の内分泌機能を管理することは、がん治療において非常に重要です。
「がん治療中に体調が優れず、倦怠感の増大や悪化、頻尿、口渇、予期せぬ体重減少などの症状が見られる場合、血糖値の異常が原因となっている可能性があります」とシャリフ氏は言います。 がん治療を一時中断して血糖値の管理を行う必要がある場合もあり、そのことが治療の成功に非常に悪影響を及ぼす可能性がある、あるいは後にさらに有害な治療法につながる可能性があると、同氏は説明しています。

11月は膵臓がん啓発月間、21日は『世界膵臓がんデー』です

膵臓がん啓発月間のテーマは、膵臓がんの症状、危険因子を知ることです。知識は命を救います。
危険因子が複数ある方は、特に要注意です。膵臓がんと診断される方の半数が
ステージ4と告知されます。全がんの5年生存率が70%のところ、
膵臓がんステージ4と告知された方の5年生存率は僅か4%です。
100人が膵臓がんステージ4と告知されると、5年後に生きている人は
僅か4人という悲惨な状況です。
膵臓がんの危険因子(リスクファクター)を知り、複数のリスクファクターのあるハイリスクな方は、
なるべく早く専門医に診てもらいましょう。複数のリスクファクターのあるハイリスクな方で
まだ一度も膵臓がんの専門医に診てもらっていない方は、特に要注意です。
すぐにアクションを起こしては、手遅れにならないよう、この11月中を予約をとり、一度は、
膵臓がんの専門医※に診てもらいましょう。
また、膵臓がんの早期発見につなげるためにも、この世界膵臓がんデー(WPCD)のメッセージ拡散に
ご協力ください。